檜原都民の森では冬の間だけ、このスズメほどの大きさの「ベニマシコ」がやってきます。森林よりも草地や繁みなどを好んで、草の細かい種子や樹木の冬芽をついばんでいる姿を観察することができます。日本では夏鳥として北海道や青森県の下北半島で繁殖のために訪れることで知られていますが、関東では冬鳥として里山などで良く観察できる野鳥です。「フィッフィッフィッ・・・」などと優しい声で鳴きます。漢字では「紅猿子」と書き、真っ赤な顔をしたサルに例えらて名前がつけられたと言われています。雌はもっと茶色く地味な体色をしています。
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