「生活の森の砥石山山頂付近でミヤマツチトリモチが開花しています!」と、いつも来る来園者が教えてくれました。ミヤマツチトリモチはキノコのような姿をしていますが、東京都絶滅危惧Ⅱ類に指定される希少種で、雌雄異株のちゃんとした植物です。ただ、葉や気功がなく花だけを咲かせ、カエデやシデ類の木の根に寄生しています。花もほとんど落ち葉のなかに埋もれるように咲いているので、普通に歩いているだけだと中々見つけることができません。また雌雄異株とは言っても、未だ雄が発見されていないことで知られる不思議な植物です。
9月2日(水)自然教室「寄生植物とミヤマツチトリモチ」も開催予定です。
(写真は立川市在住の方から提供していただいたものです。)