森林セラピーロードで倒木処理作業中に、たまたまチェンソーで切断した断面から、天然記念物に指定されているニホンヤマネの古巣が発見されました。
矢印の先に巣材が入っているのが分かりますか?コケとスギの皮を裂いたものを、この木の洞に詰め込んでいました。倒れてしまった木は、ケヤマハンノキというカバノキ科の木でした。コケや木の皮を丁寧に敷き詰めている様子から、子育てでもしていたのだろうかと想像してしまいます。
ケヤマハンノキの洞の入口は、この矢印の先のようです。人差し指がなんとか入るくらいの洞でした。
ニホンヤマネの古巣が入っていた幹は、軽トラに乗せて森林館へ連れて行きました。
他にも園内では自然教室の参加者と作成したニホンヤマネの巣箱を設置し、保護活動に取り組んでいます。
ニホンヤマネの生態については、以前の「都民の森ニュース」をぜひご覧ください!