12月18日と23日に降った雪は、現在ほとんど溶けていました。軽アイゼンを使用する個所はありませんでした。
三頭大滝の氷瀑もはじまりました。雪が積もると氷瀑が隠れてしまうので、雪の積もっていないこの時期はオススメです。ただとても寒いので、防寒対策はしっかりしましょう!
ブナの路沿いのブナ沢も氷はじめていました。氷柱が面白いかたちになっていました。
こんな寒い沢のなかでも、ミソサザイがせっせと虫を探していました。沢の中にいる虫を集めているようです。
ムシカリ峠の真下の様子です。
先週の12月20日はこんな感じでした(下の写真)
このときは吹き溜まりで5~10センチ以上の残雪がありましたが、すっかり雪は消えていました。
西峰の山頂も昼前になると数人の登山者に出会いました。
西峰から見える東京都最高峰の雲取山も、よく見えました。赤い屋根の建物は避難小屋です。
展望台からの眺めも最高でした。冬場は特に空気が澄んでいるせいか、都心の方まで良く見えました。
霞んでいますが、スカイツリーと都心のビル群がみえました。
途中でエナガの群れに出会いました。ほかにも100羽近いアトリの群れや、ツグミ、アカゲラ、コゲラ、ヤマガラ、コガラ、ゴジュウカラ、カケスなどにも出会いました。
展望台へ向かうブナの路も、雪の気配はまったくありませんでした。
見晴らし小屋の温度計が、ゼロ度を示していました。手袋がないと手先の感覚が鈍くなっていきます。
山の中のあちこちに設置してあるこの巣箱は、ニホンヤマネ用の巣箱です。9月に開催した自然教室で、参加者の皆さんが作ったものです。
中をのぞくと・・・
巣材が入っていました!スギの皮をコケを集めて作ったようです。巣材などからヤマネが過去につくった巣材のようでした。ちゃんと巣箱を利用してくれていたようです!
皆さんも冬の三頭山へぜひ遊びにいらしてください!