森林館1階にある展示室には、新たに3Dプリンターで作成した「サンショウウオ」の模型が導入されました。写真は園内に棲息しているヒガシヒダサンショウウオの幼生を、全長30センチサイズまで拡大したものです(原寸サイズは全長4~5センチ)。ヒガシヒダサンショウウオは、東京都で2年前に新種記載されたばかりのサンショウウオです。新種の両生類が東京で発見されたのは、今から40年以上昔に奥多摩町の日原川で発見されたナガレタゴガエル以来となるので、40年ぶりの発見ということになります。因みに、サンショウウオの世界では、今からおよそ90年ほど前に西多摩郡多西村(現在のあきる野市)に棲息していたサンショウウオが、新種として「トウキョウサンショウウオ」と記載されました。そのため、東京で新種記載されたサンショウウオとしては、およそ90年ぶりの発見ということになります。檜原都民の森へご来園したときは、ぜひ展示室までお立ち寄りください!
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