(森林館付近のシカ柵で咲くヨゴレネコノメ)
檜原都民の森ではここ数日暖かい日が続き、森林館の周辺でも早春の花たちの開花が少しずつ観られるようになりました。
アブラチャン
この時期、檜原都民の森へ向かう道中あちこちで見かける花です。
ハシリドコロ
三頭山では春になると、真っ先にこのハシリドコロが出てきます。アルカロイドを含むナス科の有毒植物で、この植物を食べると幻覚や苦しさから狂乱状態になるというのが名前の由来と言われているそうです。恐ろしい名前ですね・・・
キクザキイチゲ
次の晴れる日が来たら咲きそうな様子でした。森林館のすぐ裏にあるシカ柵のなかに自生していました。
ヤマエンゴサクの葉
登山道を歩いているとあちこちで見かけるこの細かい葉、ヤマエンゴサクの葉っぱです。
ナガバノスミレサイシンの葉
こちらもまだ花は咲いていませんが、ナガバノスミレサイシンの葉が無数に出ていました。
ヤマシャクヤクの葉
ゴールデンウィーク頃にいつも開花しているヤマシャクヤクです。もうこんなに芽吹いていました。
キブシ
ハシリドコロに次いで、こちらも園内で真っ先に開花するキブシです。まだ緑もほとんど目立たない春先に、山のあちこちで良く見かけるのではないでしょうか。
フクジュソウ
森林セラピーロードに認定されている大滝の路入口付近で観ることができます。こんど晴れればキレイに咲いてくれそうです。
ヒナスミレのつぼみ
森林館周辺のツヅジの下で、ひっそりと出ていました。まだつぼみですが、あと少しで咲きそうです。
エイザンスミレのつぼみ
ヒナスミレと同じ場所に出ていました。葉が3つに切れ込んでいるのが特徴です。
タチツボスミレ
園内のあちこちで見かけるスミレの仲間です。霧に濡れて花も下を向いています。