令和6年8月1日〜2日にかけて、自然教室「森のスタディーツアー 森林について考える」を開催しました。
今年は初めての1泊型教室でした。講師は新渡戸文化中学・高等学校で理科教員を勤める奥津先生が来てくれました。奥津先生は高校時代から檜原都民の森へ通い、現在は教師として生徒を連れて園内で野生動物調査をしたり、檜原村のなかで活動したりしています。
「宿泊」といっても、ここ檜原都民の森には宿泊施設がありません!
参加した中学生や高校生らは、寝袋や食料をもって森林館内の床やベンチを使って寝泊まりをします。
この教室では檜原都民の森の職員と中高生が連携して、実際に実現できるプロダクトを目指して探究活動を行います。檜原都民の森がもつ「課題」についてチームごとにディスカッションし、2日かけて「成果物」を作りあげます。
1日目の自然散策の様子です!
夜になると、室内から野生動物の観察を行いました!
この日はタヌキとムササビに出会えました。
森林館の窓には夜行性の昆虫が集まっていました。昆虫図鑑を持ってくる参加者もいたり、山地でしか出会いえないようなキレイな昆虫たちも観察しました。
森林館の夜はみんな賑やかでとても楽しそうでした。
翌日は早朝から皆さん眠たい目を擦りながら、開園前の園内を散策し、チームごとにまとめた「成果物」を皆んなの前で発表しました!
参加者してくれた皆さんのプレゼンテーションを聴いて、ぜひ実現化していこうと思います!