売店から森林館まで歩いて行く途中、道脇ではいくつかの花が観られる季節となりました。そのなかに2種類の葉を出すエイザンスミレを見つけました。
エイザンスミレは1枚の葉が3つに切れ込むのが特徴の花で、三頭山のなかでは良く見かけるスミレの仲間です。写真のエイザンスミレを観察してみると、「切れ込みが深い葉」と「切れ込みが浅い葉」の2種類出ているのがお分かりいただけるでしょうか?実はこの「切れ込みが浅い葉」は、主に開花が終わってから出てくるタイプの葉でした。写真ではまだ花がありますが、もうこのエイザンスミレは花が終わったあとの準備をはじめていたのですね!
ときには最初から開花と同時に「切れ込みが浅い葉」出しているエイザンスミレを、「ヒトツバエイザンスミレ」と分ける人もいます。