5月14日(土)は自然教室「オオルリと夜の星座・哺乳類観察」を開催しました。当日は朝から雨でしたが、お昼前にかけて次第に雨も上がり、午後から自然散策に出かけることもできました。
今回は富山市科学博物館の清水先生による案内で、野鳥や野生動物、はく製を使ったお話などをしてくれました。清水先生は学生の頃に檜原都民の森でセンサーカメラ(無人撮影装置)を使って卒業論文を書いている経緯もあり、園内の様々な野生動物たちについてお話してくれました。
大滝の路ではオオルリのオスやメス、センダイムシクイやコガラ、ヒガラ、エナガ、コゲラなどの野鳥を観察することができ、夕暮れには建物や森林から飛びたつヒナコウモリを観察しました。
夜は空に雲がかかり、星空を観察することができませんでしたが、星座の先生こと雙木(なみき)先生による特別プログラムで、四季折々の星座を学ぶことができました。
日中、巣箱でお休みしているヒナコウモリたちです。頭を下にした状態で寝ている様子です。
辺りが真っ暗になると、遠くからマミジロやフクロウの声、ニホンジカの声なども聴くことができました。
研修室の窓からは、建物の周辺へやってくるテンやハクビシンを皆さんで息をひそめて観察しました。
建物のまわりに現れたテン。顔が黒く夏毛にかわっていく様子が分かります。
こちらはハクビシンです。顔に白いラインがあるのが特徴です。