駐車場から森林館まで向かう10分ほどの間には、色々な植物の芽生えが目立ちはじめてきました。
今年はオオヤマザクラの開花も例年より1~2週間ほど早いようでした。三頭山は一気に新緑に包まれています。
無料の駐車場は現在朝7時から17時半まで開いています(季節により時間が変動します)。森林館へむかう出会いの路を振り返ると、新緑はこんな感じです。
石垣にはギンバイソウやカツラの木の実生、ヒメレンゲなどが目立ちます。
ワサビ ワサビ
道脇にワサビの花も咲いていました。台風などの大雨でワサビ田から流れてきたようです。
カメバヒキオコシ トキワイカリソウ エイザンスミレ コガネネコノメソウ ナガバノスミレサイシン
歩道の脇に咲いていた花たちです。ネコノメソウやスミレの仲間も咲きはじめていました。やはり今年は例年と比べて開花が少し早いようです。
階段横のカタクリが最盛期を迎え、そのまわりではコチャルメルソウの花がひっそりと咲いていました。
森林館 エイザンスミレの群落 エイザンスミレ
森林館まで登ってくると、建物の脇にエイザンスミレの群落がありました。ここはニホンジカが寄り付かないのか、お花畑状態になっていました。良く見ると、ヤマユリの葉も出ていました。
森林館から木材工芸センター側を見ると、オオヤマザクラが満開でした。いつもならゴールデンウィーク頃に咲いている花ですが、すでに見頃を迎えてキレイです。
大滝の路入口 大滝の路 ヤマシャクヤク群生地 ヤマシャクヤクのつぼみ
森林館のすぐ横には森林セラピーロードとして認定を受けた大滝の路が続きます。落差約30メートルある三頭大滝まで、1キロほど桧のチップが敷き詰められた歩道があります。車椅子を必要としている方は受付で電動四駆車椅子の無料貸出しもしているので、ぜひご利用ください。現在、ヤマシャクヤクのつぼみがだいぶ大きくなってきました。この様子では4月下旬から5月初旬には咲きはじめそうですね!
ハナネコノメ テツカエデ
大滝の路から三頭大滝を過ぎると、ここから本格的な登山道の「ブナの路」が始まります。
ブナの路へ入って沢沿いを歩くと、ハナネコノメの花が最盛期を迎えていました。テツカエデの葉も出ていました。名前の由来は、鉄色の新芽が芽吹くことからテツカエデと呼ばれているそうです。
皆さんもぜひ早春の三頭山へ遊びにきてみてください!現在観られる花は森林館受付付近のホワイトボードへ掲示しています。