本日はジュウイチの初鳴きがありました。冬季に東南アジアで越冬していたジュウイチは、今頃の季節になると繁殖のために日本や周辺の国へ渡ってきます。ジュウイチはカッコウの仲間で、オオルリやコルリ、ルリビタキなどの青い野鳥の巣に自分の卵を産み落とし、他の親に育てさせるという「托卵(たくらん)行動」をするので知られる野鳥です。園内でも2年ほどまえにオオルリの巣へジュウイチが托卵をしているのが見つかりました。写真はそのときの托卵されている様子です(巣の中のヒナがジュウイチ(左側)で、右側がオオルリ)。
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